この温かさなのに、周囲ではリンリンシャンシャンの音が鳴り響き、年末ならではのバタバタした感じはいつも通りやってきて、あべこべ感が否めない2023年12月。

スタッフ間でも、年末の話題に触れることが多くなってきたのですが、隣の席のスタッフBOKUさんと、今年買って良かったものや、注目したアイテム、ブランドについて話しているととまらなくなり、いっそ記事にしましょう!とあいなりまして、2023AWシーズンに、よく話題にのぼったアイテムやブランドを振り返ることにしました。

L.L.bean(エルエルビーン)のJAPAN EDITIONがいい!

今年たびたび「いいね!」と話題に上ったのが、「L.L.Bean(エルエルビーン)」でした。
アメリカ本土ではサステナブルな取り組みが評価され尊敬されるブランドなんだそうですが、日本においてはアメリカのおじさんの服…という野暮ったいイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
そんなイメージを払拭してくれたのが、日本のトレンドやサイズ感、気候にあわせたライセンス商品「JAPAN EDITION(ジャパンエディション)」のアイテムたちです。

フリースアイテムの配色がとても素敵なんですよね。
私も、BOKUさんもちょっぴりパンチのある配色を好む傾向があり…このL.L.Bean(エルエルビーン)のフリースアイテムにがっちりハートを掴まれてしまいました。
黄色のフリースはミニオンぽくならないように、あわせるならデニムより、グレーのスウェットがいいかな~とか、シャキッとした青は、ボーダーのバスクシャツにガーリーなスカートで…などなど、妄想コーデがふくらみまくったアイテムです。

おすすめのアイテム:

また伝統のバーズアイニットは、ありそうでないシンプルな柄が一見してL.L.Beanとは思えない上品さがあり、カジュアルにもふれる便利なアイテム。
スウェット類もコンパクトなサイズ感が今年っぽく仕上がっており、野暮ったさとは無縁です。

おすすめのアイテム:

トートバッグや、シューズについては、BOKUさんが推してくださっているのでそちらの記事をご覧ください。

気温の隙間を上手に埋めてくれるベストが大豊作

今年はほんとにベストが豊作でした。
アウターを手に取るにはちょっと暑い…だけど、何か羽織らないと不安…という日に役に立つのがベスト。今年はどちらかというと、アウターに主軸を置いたアイテムが多かったように思いますが、

アウターとしてのベスト、
インナーとしてのベスト、
どっちもいけるベストがベストですよね(笑)

ということでいくつかみていきましょう。

ボアベストという小さなカテゴリーの中でもパイピングが施されたもの、チャック付きのもの、クルーネックのもの…などなどバリエーションが豊富。
中でも私が注目したのは「Mouflon Mouflon(ムフロン ムフロン) ボア Vネック ベスト bv-same1」。
余計な装飾のないシンプルな深めのVで、上品なコーディネートにも使えそうです。
肩幅が小さいため、ベストを選ぶ際は肩が浮かないように…と気を付けるのですが、こちらは◎でした。ドルマンニットなどごつめのセーターを着ると袖の窮屈さが気になりますが、ベストなのでその心配もなく保温性も担保できておすすめです。

ホワイト系はナチュラルな感じに、ダークトーンはちょっとモードに。私はダークトーン系に目が行きますが、みなさんはいかがですか?

おすすめのアイテム:

BOKUさんの注目ベストは「or slow オアスロウ 60/40クロス リバーシブル ベスト 00-9023」。
このベストの品番を聞いた瞬間「私もいいと思ってました!」と供にきゅんきゅんしたアイテムです。
なんといってもアフリカ クバ王国のVINTAGE CLOTH KUBA CLOTHからインスピレーションを受けた柄が、他には類をみないシックな雰囲気。


2023SSには、この柄を使ったバッグなども取り扱いがありましたし、アフリカンバティックのように刺激的なカラーリングでないところが、コーデに取り入れやすくていいね~と話していました。
リバーシブルで、どちらの面で着用してもコーデにスパイスを加えてくれそうです。

おすすめのアイテム:

アウターとしてのベスト代表として、「g(グラム) シャギー ニードル ウール ベスト g-443」もずーっと気になっています。
厚みのあるフェルトのような素材感と少し落ちた感じの肩のつくりが、優しさにあふれていてかわいいな~と。その素材ゆえ、どうしてもアウターとしての印象が強いのですが、フロントの開き具合で印象を変えて、コートのインナーとして忍ばせるのはどうかなぁ〜と、ずっと考えています。
男性のスーツにベストをインするような感覚で楽しめるのではないかと…!

おすすめのアイテム:

ハンドニット、ハーフジップなどなどかわいいニットが盛りだくさん。

冬になると皆さんも1着はお迎えするであろうニット。
ブランドとして注目しているのは、ハンドニットの素朴な良さがぎゅぎゅっとつまった「NIDO(ニド)」。当店で取り扱いがあるのは「NIDO(ニド) メリノウール ニット プルオーバー “UNISEX SWEATER”」のみです。素朴な風合いと、太いリブがかたそうに見えるのですが実はとてもやわらかで、ことあるごとに話題にのぼったお品です。(このページの夕方ロケのSAKUさんも素敵なので見逃せません!)

私の激推しニットは「kelen ケレン オリジナル ボーダー ニット プルオーバー “ADILS” lkl23wbl2070」です。「今年はハーフジップが特に見逃せないね~」とおしゃべりしていたのですが、kelenのハーフジップはカラーリングも素材感も、すべて〇!


イエロー、パープルと特徴的なカラーリングが1着でオシャレ感のある雰囲気が出せそうだなと思っています。ハーフジップはオープンにして襟をたっぷりだしても、タートルとしてもかわいいし、インナーをチラみせするのもかわいく、何倍も楽しめるのがいいところです。
事務所の中でも人気が高く、特集のあちこちに登場しているので、見つけてみてくださいね。

BOKUさんが気になる素材は「モヘア」とのこと。
いつもコットンや、リブ編みをお召しになっているイメージがあったので、「あら!意外!」と感じたんですが、今年はいくつかチェックされていて、「TRICOTS JEAN MARC(トリコット ジーン マルク) aranciato別注 ニット ショート カーディガン cesame-short」が気になっているのだそう。

モヘアのやわらかさに、やわらかいカラーリングがマッチして優しい雰囲気。
BOKUさんは水色を狙ってたそうですが、早々に完売してしまったそうです。
通常モデルより10cm丈が短いバージョンはaranciato別注で、Piu di aranciato(ピウディアランチェート)でしか購入できないので、要チェックです。短くなったと言えど、バランスのとりやすい丈感ではないでしょうか。
同じモヘアを使ったセーターもありますので、併せてチェックしてみてくださいね。

おすすめのアイテム:

おすすめのアイテム:

タッチパネルもノープロブレム!リストウォーマーが熱い!

2023AWシーズン、よく見かけたものといえばリストウォーマーです。
ウールのコートって袖口が開いていることが多く、入ってくる風がとても寒いんですよね…それを解消してくれるのがリストウォーマーです。
保温、防寒という点でもとても優れているのですが、お母さん目線でも利点が多く子供の面倒をみながら、いざという時にサッとスマホを触れるのがいいねと話していました。
さらに、いつものアウターもリストウォーマーで新鮮さを取り戻せるのでおすすめ。

STAFF RECOMMENDでおすすめさせていただいたアイテムはすでに完売しまったのですが、
購入時に「ERIBE(エリベ) ラムズウール アロア オープン ニット グローブ m4206-same1」と迷いました…。


ERIBE(エリベ)のフェアアイル柄のセーターは有名ですよね。そのかわいらしいフェアアイル柄を、お求めやすい価格でお手軽に取り入れられるリストウォーマーはかなりおすすめ。どの色もかわいすぎやしませんか…!

おすすめのアイテム:

また、冷え性対策として仕事中にも使いたいな…とLEUCHTFEUER ロイフトフォイヤーピュアウール フィンガーレス グローブ」も検討中。シンプルなリブ編みとかわいいカラーリングにやられています。マフラーと色を合わせると、派手なカラーでも取り入れやすいと思われます。

おすすめのアイテム:

他にも色柄豊富に取り揃えておりますので、ぜひ一度チェックしてみてくださいね。

まとめ

ふだんの会話をまとめた内容いかがでしたでしょうか…?

こうして振り返る記事を書いていても、年末感がない2023年。
バタバタ感は増してきているのですが、ご褒美アイテムをゲットされる方がちらほらといらして、
ほくほくしたスタッフの顔を見ていると、こちらまでハッピーな気持ちになります。

普段の私たちのように、ご覧いただいている皆さまとも「いいね!」をたくさん共有していけたら…と思っています。来年もPiu di aranciato(ピウディアランチェート)でのお買い物を楽しんでいただけますと幸いです。